産後2年2ヶ月雑観

 

子供は2歳をすぎておしゃべりを一丁前に始めた。ワガママ放題で小皇帝そのものである。

 

子育てと仕事の両立はやはり大変である、育休中とはわけが違う。夫は育児家事に関し非常に優秀で、在宅勤務でもあるから世間の言うワンオペ状態とは無縁の生活をしている。それでもふと、特に仕事がきつい時には、つらい、もう消えたいとか思ってしまう。鬱やらメンタル系の病とは無縁だと思って生きてきたが、非常に身近に感じる時期もある。

 

本当に味わったことのない不思議な辛さで、客観的にみれば「夫も優秀、お金もある、子供は一人、…その程度で?」と思うこと必然なのだけれども、なぜか辛い。私が一般的な子供が嫌いだからというのもあると思う(子供大好きな夫はいたって元気そのもの。)。

 

心の底から「子供は産んだ方がいいよ」と他人に言える人は頭がおかしいとしか言えない※。または子育てこそがその人のアイデンティティであるから、肯定してほしいのかもしれない。私は口が裂けても「子供は産んだ方がいい」とは言えないし、そもそもそう思わない。本気でどちらでもいいと思う。

※ 子供が成人した頃に「産んだ方がいいよ」というのはまた別の話。

 

そんなこんなで一人っ子かな、と思っていたら、一人っ子でもいいと言っていた夫が「やっぱり二人目欲しい」といいだした。躊躇ったものの、私は夫が好きなので望みを叶えてあげたいし、二人目に対し「絶対にいや」というわけではなく「自信がない」という感情であったので、それを話したところ、「いざとなったら私が育てる」とのことなので二人目妊活を先日スタートさせたところである。そういえば一人目の時もそんな話をして、「私が育てる」と言っていたのを思い出した。

 

昨日から娘が目をパチパチしている。何か入っているのかと見てみても何も見えない。調べるとチックである場合もあるそうで、チックは兄弟が生まれたことでストレスとなり出現することがあるそうだ。勘の良い娘はもう気づいたのかもしれない、妊娠したかな?なんて話をしたけれど、どうなることやら。わかるのはしばらく後のはなし。夫は男の子を希望しているけれど、私はなんとなくまた女の子な気がしている。

 

二人の母になるとは人生想像もつかないことが起きるなあ。